岸和田市が「名前がかっこいい」と思う大阪府の市ランキングで2位に選ばれました。
そのニュースを知っていた人や、今そのニュースを知った人のなかには、次のような疑問を持った人も多いのではないでしょうか。
- 岸和田市はなぜ名前がかっこいいと思われたの?
- 岸和田市を抜いての1位はどこだったの?
- そもそも『岸和田』という名前は、どこから来たの?
そこで、この記事では、岸和田市が「名前がかっこいい市」ランキングで2位に選ばれた結果を紹介するとともに、なぜ「岸和田」という名前がかっこいいと思われたのか、その背景を探ります。
マッツさらに、ランキングで1位に選ばれた市についても紹介します。
岸和田市が「名前がかっこいい市」ランキング2位に!

今回のランキングは、大阪府にある市のなかから「名前がかっこいい」と思う市を尋ねた調査をもとにしたものです。
「名前がかっこいい」と思う大阪府の市ランキングとは?
今回のランキングは、All About ニュース編集部が全国20~60代の男女250人を対象に実施した「名前がかっこいい市に関するアンケート」の結果をもとにしたものです。
大阪府内の市について、「名前がかっこいい」と思う市を調査し、その結果をランキング形式で紹介しています。
マッツ地元の人間からすれば、あらためて「名前がかっこいい市」という視点で岸和田を見たことがなかったので、意外でした。
岸和田市は2位にランクイン!
今回の調査で岸和田市は2位にランクインしました。
岸和田といえば、一般的にはやはり岸和田だんじり祭のイメージをはじめ、岸和田城や大阪湾に面した港町としての印象が強いのではないでしょうか。
では、実際に岸和田市を「名前がかっこいい」と感じた人は、どのようなところに魅力を感じたのでしょうか。
もう少し深彫りしていきましょう。
岸和田市はなぜ「名前がかっこいい」と思われた?

岸和田市が「名前がかっこいい」と思う市ランキングで2位になった背景には、実際に回答した人から寄せられた声がAll Aboutで紹介されています。
「岸和田」という名前の響きや字面
まず最初に紹介するコメントはこちら。
「響きがかっこいい。和のイメージ」(30代女性/栃木県)
回答者からは、「響きがかっこいい。和のイメージ」という声が寄せられています。
「岸和田」という漢字について、武士の画数を思わせるような力強い漢字の文字面がかっこいいと高い評価を集めたそうです。
だんじり祭の勇壮さからのイメージ
続いて紹介するコメントはこちら。
「『だんじり祭りの岸和田』として『漢』のかっこよさを感じるから」
「岸和田」という名前から、だんじり祭そのものだけでなく、地域のイメージを思い浮かべる人もいます。
力強く、威勢の良い勇壮な祭のイメージと「岸和田」という名前が結びつき、「漢」のかっこよさを感じる人がいるようです。
大阪の下町としての活気
最後に紹介するコメントはこちら。
「これぞ大阪の下町というような活気を感じる」
岸和田は、昔ながらの商店や住宅が立ち並ぶ下町らしい雰囲気が残る街です。
こうした活気のある街のイメージから、「これぞ大阪の下町」と感じる人もいるようです。
以上のような声からも、「だんじりがあるから」というだけではなく、岸和田という地域そのものが持つイメージも含めて「かっこいい」と感じられていることが分かりました。
マッツ城下町であるという部分も大きいでしょうね。
そもそも「岸和田」という名前の由来は?

「岸和田」という名前がいつ、どのように生まれたのかについては、いくつかの説があります。
代表的なものをいくつか紹介します。
「岸の和田氏」から「岸和田」になったという説
「岸和田」という地名の由来として特に有名なのが、「岸の和田」という呼び方から生まれたという説です。
岸和田市公式の郷土文化資料では、南北朝時代にこの地域が「岸」と呼ばれていたことが始まりと紹介されています。
その「岸」に和田氏が移り住んだことから「岸の和田」と呼ばれるようになり、それが「岸和田」になったと伝えられています。
岸和田市公式サイトでも、建武元年(1334年)に和田氏が当時「岸」と呼ばれていた土地に城を築き、「岸の和田氏」と呼ばれたことが「岸和田」の名前の起こりとされています。
「岸和田」の地名にはほかにも説がある
ただし、「岸和田」という地名の由来が、この説だけで確定しているわけではありません。
その他にも、「岸の湾」から岸和田になったという地形由来の説もあります。
江戸時代の国学者・荻生徂徠が、「岸和田」という地名について「岸の湾」に由来すると考えたと伝えられています。
そのため、「岸和田という名前は○○が由来」と一つの説だけを断定するのではなく、「岸の和田」から生まれたという説がよく知られている一方、複数の説があると理解しておくのがよさそうです。
マッツ長い歴史の中で現在の形につながっていることを考えると、歴史の奥深さを感じます。
「名前がかっこいい市」ランキング1位はどこ?

岸和田市を抑えて1位に選ばれたのは、四條畷市です。
四條畷市も大阪府内にある市の一つですが、「四條畷」という名前は特徴的な漢字の並びも印象に残る地名です。
アンケートで四條畷市と答えた人の回答は次の通り。
「難しい漢字で読みにくいけどインパクトがある」(30代女性/神奈川県)
「四條畷市という名前は、漢字の並びに独特の重みと歴史を感じさせる雰囲気があり、とても印象的です。」(40代女性/滋賀県)
「漢字の圧があるし、合戦があった所で歴史も感じるから」(30代女性/山梨県)
四條畷市といえば、南北朝時代の四條畷の戦いのほか、多小楠公御墓所や飯盛山城、忍岡古墳など、文化財・史跡も多いです。
岸和田をもっと好きになるきっかけに

地名は、普段暮らしていると意外と「名前」として意識することがありません。
「岸和田」という言葉も、地元の人にとっては毎日のように使う身近な名前です。
しかし、今回のランキングのように、少し離れた場所に住む人から「かっこいい」と評価されると、いつもの地名が違って見えてきます。
地名には、その土地の歴史や文化、そこで暮らす人たちが長い時間をかけて作ってきたものが詰まっています。
今回のランキングは、岸和田市が2位になったことだけでなく、「岸和田」という地域をあらためて見つめ直してみるきっかけにしてみても面白いかもしれません。

